クロストーク01 ― 先輩 × 後輩（サービス部）

高橋さんが、自分が先輩にして欲しかったことを後輩に全部やってあげたいと思っていると聞いて、そんなパターンがあるんだと思いました。俺なんか性格的に「やられてきたことをやってやる」ってなっちゃうかもしれない（笑）

いやいや、性格とかじゃなくて、会社のことを考えたらその方がいいよね、って話。
しかもサービス部は基本2人～3人体制で動くから、一緒にいる時間が長いし、コミュニケーションはたくさん取れる環境だよね。安全面から見ても「話しかけづらいな」「聞きづらいな」っていうのがあると、事故につながってしまうかもしれない。

確かに現場に行く時もトラックの中でみんなの持ちネタを披露していたりしますね（笑）バディ感覚はすごくあるかも。高橋さんは現場でのスピードがすごく早くて、俺は焦ってついミスをしてしまったりするんですけど、毎回効率のよい作業方法を教えてもらっています。力が強いとかじゃなくて、置く場所を予測して、ここに分銅を置いたらきっちり収まるとか、検査の時もどの分銅を動かすと全部動かさなくて楽に検査ができるよ、というのがすごく勉強になる。

身体を基本にする仕事なので、いかに疲れず無理しすぎないかっていうのは大切だよね。でも、スピードとかを課題に感じているんだなぁというのは意識していなかったので、新人目線の話を聞くことは教育側としても重要だと気づかされました。

あと、現場に入ってビックリしたのは、ベテランの高橋さんが率先して仕事をされていたことです。自分はなんとなく体育会系気質なので、「一番下が一番動かないと！」という意識があったのですが、全然そんなことなくて…。

それは、自分が入った頃は職人の世界だったので、職人ってものすごく上下関係があるじゃない。だから何かするってなった時は自分がすごく率先してやってたなぁっていうのがあって。ただ、それも振り返ると自分の経験になって結果プラスにはなっているんですけど、もうそんなに無理して「若いのどんどんやれ」っていう時代じゃないのかなあって思うので…。

会社全体で言うと、高橋さんはチームのまとめ役というか、会社のバランスを取ってくれる人だと思います。うちは「みんなで会社をよくしていこう、運営していこう」という姿勢を大切にしていて、組織横断のプロジェクトチーム会議なども割とあるんですが、部署ごとで意見が食い違いがあってちょっと収集がつかないな、という時に、高橋さんがまとめてくれるっていう場面を何回か見ています。

まとめ役になろうと思っているわけじゃないんだけど、しゃべっている人にも意図があるんだろうなというのは常に念頭に置くようにはしています。自分なりにその人の解釈をして、「きっとこういうことを言いたいんだろうけど、今の言い方だと勘違いしちゃうんじゃないかな～」というような場面では、「AさんはこういうことをBさんに伝えたいんじゃないの？」のように、自分の見解をやんわりと伝えて、みたいな意識はしています。

本当、会社の全体的な部分を見ていてすごいなぁと思います。とても尊敬できる先輩なのですが、プライベートではお互いお酒が大好きなのでお酒に関するラフな話をしたり（笑）、子育て中でもあるので、本当に話題が尽きないですね。行事的なところも重なるところが多くて。

そう、実は年齢は俺の方が1個下なんだよね。でも、年下の先輩を受け入れてくれるし、今村さんの話しやすいフランクな性格のおかげで助かっている部分はすごくあります。
分け隔てなくみんなと接しているつもりだけど、やっぱり今村さんはコミュニケーションが取りやすい。前職が家電量販店ということもあって、ガジェットとかすごく詳しいよね。

はい、個人的にも好きなジャンルなので、「これ買おうと思うんだけどどう思う～？」とか聞いてくれるとすごく嬉しいです。自分は入社してまだ5カ月ですが、応募を迷っている人にはぜひおすすめしたい職場です。サービス部の仕事内容でいうと、はかりの検査だけじゃなくて、組み立てたりばらしたりが意外と多いので、手先を使うことが好きな人は楽しいと思います。

今回、今村さんと話していてもいろんな気づきがあったので、ぜひ幅広い業界や職種の人が当社に興味を持って欲しいですね。お互いに知らない分野の話をシェアできると、それだけ会社としても個人としても見識が広がっていくのかなと感じます。