2026年3月に完成した新しいオフィス「SCALE BASE(スケールベース)」をご紹介します。
当社のビジョンでもある「壁のない組織 × プロフェッショナルな個人」を体現するオフィスです。
リノベーションストーリー Story
設立76年目を迎える2025年、「伝統と革新」をテーマにリノベーションプロジェクトを開始。
各部からプロジェクトメンバーを募り、メンバー主導で意見収集や議論を進めました。
瀬口 力也
「古い社屋を直す」ではなく「組織を変える」ためのリニューアル
今回のプロジェクトは、40年以上使用した社屋の老朽化をきっかけに、単なる建物の修繕ではなく組織課題まで見直す取り組みでした。壁に区切られた旧社屋では人の動きが見えづらく、「会社のことが密室で決められているように感じる」という声もあったため、外部のコンサルタントに入っていただき、組織の課題を改めて整理しました。
社員にも「少しでも変えたいところがあるなら、言うなら今だよ」と何度も伝え、目安箱も設けるなどして、最終的に70〜80個くらいの意見が集まりました。そのほとんどが実現できたと思います。実施できなかったものも理由を丁寧に伝え、社員の納得感を重視しました。
今回のように「自分たちで考え、動く」という経験を積み重ねていく「自分ごと化」が、恵藤計器としての「誠実さ」にも一貫してつながっていくと考えています。
施工担当者から見た、プロジェクトを通して感じた組織の変化
社屋リノベーションは一般的にトップダウンで進むことが多く、限られたメンバーが要件をまとめて、役員とすり合わせながら進めるケースが主流です。しかし今回は実際に社屋を使う社員が関わったことで、完成後の使いやすさや納得感の面でも、とても良い進め方だったと思います。
最初は少し遠慮しているような空気もありましたが、瀬口社長が間に入り対話を促す中で、次第に社員の方々から直接質問をいただく場面が増えていきました。単に要望を出すというよりも、「実現可能か」「費用に見合うか」「運用上の課題はないか」といった経営的な観点を踏まえた視点で考えるようになっていった印象です。
それぞれが判断軸を持つことで、個々の行動や意思決定の精度が高まった点が、このプロジェクトの価値だと感じます。
代表取締役
三浦 成介氏
徳山 杏奈
全社員が参加する社屋リノベーション、現場でのプロセス
プロジェクトは各部署内の課題を整理するところからスタートし、それを代表者が持ち寄って部署横断の打ち合わせで議論しました。私はその調整や進行、意見の取りまとめを担当しました。打ち合わせは2週間に1回のペースで行い、対面に加えて、Slackやメールでもやり取りを実施しました。
「誰がいるか外からもわかるようにしたい」「会議スペース取り合いの改善」といった要望のほか、「外を見ながら昼食を取りたい」「コーヒーメーカーがほしい」「水回りをきれいにしてほしい」など具体的な要望も多く出ました。出されたものは全て表にして、実現可能か、みんなにとっていいことかという点を軸に打ち合わせで取捨選択をしました。
完成した社屋は、入ってすぐに全体を見渡せる点が気に入っています。会社全体で整理収納の研修も受けて、書類の保管場所や保管方法も見直しました。人も物もすぐに見つけられて、とても働きやすくなったと感じています。
【対談インタビュー】会社の価値観はどう現場に浸透していくのか
ー恵藤計器の社屋リニューアルにみる実践例と組織の変化ー
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フロアマップ Floor map
スペース紹介
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メインエントランス
恵藤計器の歩みを感じられる象徴的な空間です。はかりや恵藤計器カラーの盆栽を展示しています。
会議室
休憩スペース
テラス
執務エリア(入口側)
サービス部・営業部のデスクエリアです。アロマを備えた円柱カウンターが目を引く空間です。
執務エリア(窓側)
執務エリア(フリースペース)
コーヒーメーカーやウォーターサーバーを設置しており、打ち合わせや休憩などに利用できます。
工場(メインスペース)
大型トラックの搬入に対応したメインスペースです。棚を活用して資材を整理しています。
工場(整備スペース)
機材を整理し、安全に配慮した集中しやすい環境を整えています。
工場(塗装スペース)
分銅の塗装から乾燥工程まで、一貫して対応できる設備となっています。
応接室
すっきりと落ち着いたレイアウトで、奥には旧社屋で使用していた看板を設えています。
階段スペース
工場へ向かう階段には、歴代経営者の写真を展示しています。
ビフォーアフター Before After
社屋外観|Exterior
Before
POINT
事務的な白いブロックの外壁から、落ち着きのあるトーンへと改めました。 敷地周りのフェンスは撤去し、建物全体が周囲に開かれた印象を生み出しています。 社名サインは外観に馴染む英字ロゴとし、 新たに設けた木製の門には日本語表記を採用することで、柔らかなアクセントを加えました。
After
執務エリア|Office Area
Before
POINT
壁で区切られていたレイアウトを見直し、空間全体をゆるやかにつなぐオープンなスペースとなりました。 見通しの良い設計により、エリア全体に一体感をもたらしています。 植物やアロマ、天井スピーカーから流れるBGMなども取り入れ、心地よい執務環境を実現しました。
After
休憩スペース|Cafeteria & Event Space
Before
POINT
備品や荷物の多かった食堂を、ゆったりと過ごせるカフェスペースへリニューアルしました。 ソファ席・テーブル席・カウンターなど、複数の座席タイプを設け、その日の気分やシーンに合わせて使い分けることができます。 大型モニターも備え、休憩だけでなく情報共有やイベント時にも活用できるスペースです。
After
社長室|President’s Room
Before
POINT
来客や社内打ち合わせにも対応できる、ゆとりのある空間となりました。 会社や代表に関連するアイテムを飾り、個性や親しみやすさが感じられる設えとなっています。 執務エリアとつながる扉には半透明のガラス窓を採用し、閉鎖的になりがちな社長室に安心感と透明性をもたらしました。
After
社員のお気に入りスペース Favorite Spaces
メインエントランス
カフェ風フロアマップ
テラス
円柱カウンター
企画総務部の自席
休憩スペース






